BLOG ブログ

2年ぶりのヨルダン~食べ歩き・テイクアウト編~

今年の1月にMUARDOのオリーブオイルやザクロの糖蜜、死海の塩といったメインの商品の調達の為ヨルダンに2週間ほど行ってきました。
今回は久しぶりに訪れたヨルダンの首都アンマンの町の様子や流行の飲食店、そして新しき発見があった観光地などを数回にわたってご紹介致します!

一回目は食べ物についてで~食べ歩き・テイクアウト編~となっています!

MURADOについて

有限会社アラブジャパンインタープライズは 中東の歴史や食文化を、もっと広めたい――。 その想いから、ヨルダン産のオリーブオイルをはじめ、中東のユニークな食品の取り扱いを行う「MURADO(モラード)」をスタートしました。
公式ホームページではオリーブオイルを使ったレシピの他にも中東の歴史や文化についても発信しています。オリーブオイルやそのほかの食品はオンラインショップで購入可能です。

ヨルダンで朝ごはんのパンとホンモスを購入

到着した初日は早朝だったのでまずは早速、ホンモス(ひよこ豆ペースト)、ファラーフェル(ひよこ豆コロッケ)、サラタタヒニーヤ(サラダのねりゴマソース和え)などを買いに行きました。
以前に比べてかなりの値上げに円安も拍車をかけてビックリ!

その後アンマンから北に車で20分ほど行った有名パン工房「ジャワード」でホブズを購入。
1kg85円ほどでここはさすがに政府が値上がりを抑えてるよう。
しかし久しぶりだったのでパンの買い方を忘れててレジのおじさんに「まずパンを持ってこい」と言われて「ハッ!」としました。
ヨルダンでのパンの買い方は、まずは「パンを1kgちょうだい」と伝えて袋詰めしてもらい、それをレジに持って行って「1kg400フィルツ」と言われて支払う、こういう順番だった!とここで思い出しました。
無事にパンを買い終わり、このパンとさっき買ったお惣菜で朝食!帰りの車の中でたまらずホブズをかじってしまい、アンマンに来たなって感じれました。

到着した日は金曜日だったのでイスラームの集会の日でした。
お昼にはたくさんの人がモスクに集まりみんなで礼拝、アダーン(礼拝の呼びかけ)がモスクから町中にこだます、アラブに来たなとまたまた感じます。
シェーハ(イスラームの教えを説く人)の説法を聴く信徒たち、礼拝の時間が終わればモスクの周りには野菜市がたち、みんな果物や野菜をたくさん買っていきます。
これぞアラブの週末!!夜は家族が訪ねてきてくれて、叔母が作るマッルーベ(パレスチナの郷土料理、炊き込みご飯を逆さまにして盛り付ける)をみんなで囲んで団らん!私のアラビア語も捨てたもんじゃないと感じた初日でした。

ヨルダンのスーパーマーケットでの買い物

八百屋とスーパーでの日常的な買い物を紹介します。
八百屋では野菜や果物が山のように高く積まれています。ヨルダンでは自分で店の袋を取って自分で好きなだけ野菜果物を入れていき、レジに持っていけばレジで重さを計りお会計というような流れです。

ものにもよりますが野菜は1kgで200円~300円、果物は400円~500円といったところでしょうか。
この日はザクロをたくさん買って生搾りジュースを飲んでみよう!と思い、隣のナッツや乾物を売っているお店に行き、ナッツを店先でローストしているおじちゃんに挨拶。

こちらも量り売りだけどナッツ類は結構高い!けど空いた時間にちょっと食べたくなるミックスナッツを買ってみました。
向かいのスーパーでは肉類やチーズのこちらも量り売りコーナーがあります。

ハムやチーズをこちらが指定して「ウーイーエくれ」と頼むと(ウーイーエは4分の1のスラング)担当のお兄さんがスライサーでカットしてパックに詰めてくれます。

スーパーマーケットでの買い物はこんな感じです。基本的に量り売りになっていることが多く日本とも買い物の仕方が違いますね。

ヨルダンで手土産を購入する

別の日にお客さんから夕食のご招待がありました。
手土産はやっぱりアラビックスイーツ!ということで行先はシリア人がオーナーの老舗「ダールアッシャーミーヤ」です。

オーナーと雑談をしてからスイーツを選びます。こちらもやはりkg単位の量り売りです。
選んだスイーツをちょこっと食べさせてもらえるのが何よりの楽しみです!

お花の香がするきめ細かくて鮮やかなスイーツを選んでお土産用にラッピングしてもらい、勿論、自分用にも安めのビスケットを買い忘れずにお店を離れました。これでお客さんへのお土産購入も無事終了。

ヨルダンの総菜パン

最後に忘れてはいけないお店が「モアッジェナート」!!惣菜パンを売っているお店です。
ここも観光ではきっと見つけられないとてもローカルなお店ですが絶品です。
ほうれん草にオリーブオイルとスンマの和え物を三角パンに包んだサバーネ。
薄く伸ばした楕円形のパンひき肉とトマトベースのソースまぶして焼くスフィーハ。
同じく薄く伸ばしたホブズにザータルとタップリのオリーブオイルかけて焼くザータル。

アンマンに来たら絶対食べたい総菜パンたちは、ピクニックや車で少し遠出する時のお供にピッタリです!
注文した惣菜パンを竈で温め直してくれてお会計。アラビックコーヒースタンドでコーヒーを片手に車に乗り込んでこの日は西に一路。約束の地が見える丘へ出発!
お供の惣菜パンが道中のお腹を満たしてくれました。
都市部を離れれば車は軽やかに進む、これも日本ではなかなか味わえない楽しみですね!

ヨルダンでの食べ物~テイクアウト編~レポート

いかがでしたでしょうか?1回目はテイクアウトをご紹介しました。
日本では決して見れない光景や買い物のルール、久しぶりに堪能してきました。
アラビア語で注文しながら、おじさんと雑談をするのが楽しいんですよね。

ご紹介したお惣菜パンはMURADOのキッチンカーでも販売しています!(千葉限定)
1回食べてみるとアラビア感が伝わるかも!機会がありましたら是非食べに来てください。
MURADOのイベント情報はHPのニュースInstagramで更新中です!
では、次回をお楽しみに!