みなさんこんにちは、MURADOのハミスです。
いかがお過ごしですか?
最近お客さんから「MURADOのファラーフェル食べたいんだけど。」「ホンモスはどこで買える?」とリクエストを結構いただきます。本当に嬉しいことです。
アラブの食文化が日本でも馴染みのあるものなりつつあることを実感しています。
そこで、「キッチンカーで販売してますよ。」と答えると、「普段の夕食のサイドに少し欲しい!」と結構言われます。ようやくこのステージに来たかなって思うので、今回はアラブでは実際にどのように食べられているのかをご紹介します。
– 日本のお惣菜
日本では、会社帰りにお惣菜を買ったり、おかずを買ったりして持ち帰り、自宅でご飯を炊いてお味噌汁を温めて夕食っていうのが平日の文化だったりしますよね。仕事が終わって料理はかなり大変ですから、スーパーのお惣菜は大変ありがたいと感じ方は多いと思います。
大店法が施行される前は、商店街が活気を帯びていました。お肉屋さんとかお魚屋さんとか八百屋さん、乾物屋さん、豆腐屋さん…商店街には専門店が軒を並べてましたよね。夕方になるとお母さんやおばあちゃんがいろんなお店に行って夕ご飯の食材やお惣菜を買って帰って来たのを私も覚えています。今ではすっかり大きなスーパーに取って代わられました。
たくさんのお惣菜が売られていて夕方になると値引き販売をしているものを買って帰る。得した気分で夕食を食べたりしますね。そんなお惣菜文化はアラブにもあります。しかも専門店がしっかり残っていて…!
– アラブの朝食!お惣菜とオリーブオイル
アラブにもお惣菜はあります。それがファラーフェルでありホンモスに代表されるお豆のペーストであり、数種類のサラタ=サラダがそれにあたります。(アラビア語でサラダをサラタっていいます。)
日本の方で結構ファラーフェルやホンモスを作る方がいらっしゃいますが、アラブでは家庭で作ることはまずありません。なぜなら街には専門店があって、朝食には必ず近所のお惣菜屋さんに行って買ってきます。そう朝食にお惣菜なんです。
まずはパン屋さんに行ってホブズ(円盤型のパン)を数㎏買ってきて、ホンモス屋さんに行って「ファラーフェル、ホンモス(ひよこ豆ペースト、フール(そら豆ペースト)、サラダ(種類は豊富、パセリのサラダ、タッブーレなどなど)を買います。おウチにあるオリーブの漬物、スパイスを効かせたフライドポテトなどをお皿に盛りつけて、センターに必ずオリーブオイルのお皿を用意!
朝食はお惣菜店に行って買ってくるのがアラブの朝食なんです。
– アラブのランチ!お惣菜パン屋さんとオリーブオイル
アラブには日本のような菓子パンというものがありません。その代わりにお惣菜パンがあります。それも専門店があります。
MURADOのキッチンカーで千葉で販売している「サバーネ」や「スフィーハ」がそれにあたります。
更に絶対外せない「ザータルパン」もお惣菜パンです!これらのパンはパン屋さんでは売っておらず、お惣菜パン屋に行って買います。朝食でも食べなくはないですが、どちらかというとお昼の軽食に食べる感じです。
日本では会社員にとってお昼休憩のランチは欠かせない楽しみですが、アラブではさくっとお惣菜パンやサンドイッチで済ませちゃいます。
さらにここに欠かせないのもオリーブオイルです。焼いてから食べる際にはアクセントに必ずオリーブオイルをかけて食べます。
– アラブの朝食はオリーブオイルとお惣菜
朝食にしろ、ランチにせよ欠かせないのがオリーブオイル!
ホンモスやフールのようなペーストには必ずオリーブオイルをかけます。かけないで食べると味が足りないし、もったりして食べずらいです。
サラダにも必ずオリーブオイルをかけるし、お惣菜パンを焼く時にも必ずかけてから焼きます。
ザータルパンにもなくてはならないです。
最近オリーブオイルの値上げが相次ぐ中、MURADOは価格は据え置き、値上げ致しません。
これを機にぜひ中東のオリーブオイルをご賞味あれ!