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高級ないいオリーブオイルとは?クオリティの違いについて解説

近年、もともと日本になかったオイルにも拘わらずすっかり食卓に欠かせない調味料になったオリーブオイル!
とはいえ市販の安いものからクオリティの高いオリーブオイルと本当に様々あります。
しかし、改めて考えてみるとクオリティの高いオリーブオイルってどんなものなんでしょうか?
今回はオリーブオイルのクオリティとはなんなのかお話ししてみたいと思います。

 

そもそも高級なオリーブオイルとは?

クオリティの高い高級なオリーブオイルとは何なのでしょうか。工業製品なら話は簡単です。スペックを上げたり、下げたりすることで「ハイクオリティ」「ロークオリティ」を簡単に実現出来ます。

では、食品において「高級」とはどんなものでしょうか?食品にスペックなってあるんでしょうか?
食品において「希少」はあります。それから「時間をかけて丹念に作る」とかは確かに「高級」といえるでしょう。ところが、オリーブオイルには「希少」や「丹念」はないんです。それだと高級なオリーブオイルはないのか?と思うかもしれません。

どんなオリーブ果実も正しい製造工程を経れば全て“いいオリーブオイル”になります。逆に言えば正しくない工程を経ればロークオリティ「低級」なオイルになってしまいます。
つまりオリーブオイルにおいては「高級」ではなく、「低級」ならありえると言えるでしょう。
本物のオリーブオイルを求めている方は低級ではないクオリティの高いオリーブオイルを選ぶことをお勧めします。

クオリティの低いオリーブオイルを作る理由

さて、そのクオリティの低いオイルですが、どのように作るのでしょうか?また、なんで「低級」を作るのでしょうか?
理由は簡単です。つまりは経済的な理由からなんです。低価格商品を作り大量に売りたい!そのためには原材料費を抑える必要があります。純粋な本物のオリーブオイルだとどうしても限界がある。
そこで安価な油と「ブレンド」して「カサ増し」すれば「低価格商品」の出来上がり!
これが「低級」ということです。本物のオリーブオイルとの違いはここにあります。

日本の市場では他の国よりもクオリティの低いオリーブオイルが出回っています。
理由は日本はJAS(日本農林規格)の基準に合わせてオリーブオイルを区別しているので、世界基準の条件を満たしていないオリーブオイルも本物として市場に出回っているのです。

良いオリーブオイルに大事なのは正しい製造工程

「高級なオリーブオイル」「美味しいオリーブオイル」「本物の良いオリーブオイル」で「エキストラ」を冠するための酸度を低く抑えるために大事なのが製造工程です。
詳しくは >>>HOW TO MAKE MURADOの記事で解説しています

収穫からスピーディに工場に搬入して搾る!

低温で圧搾

酸化しづらい容器で保管
これが基本ですね。意外とシンプルかもしれません。

Muradoは「純エキストラバージンオリーブオイル」

Muradoは、製造工程に加えて、オリーブの故郷中東の砂漠気候という厳しい環境が果実そのものをしっかり育ててくれてます。温室育ちより厳しい環境の方が強く逞しく育つ!ということです。
雨が少ないことも芳醇な果実を育てるには大事なポイントになります。
Muradoの「純エキストラバージンオリーブオイル」、本物の芳醇な香りと果実の自然な美味しさを是非お楽しみ下さい。

>>>オリーブオイルの購入ははこちらから
100ml,200ml,500mlの3つのサイズでご用意しております。

いいオリーブオイルとは?

さて、今回は良いオリーブオイルのクオリティについてお話ししました。勿論「高級ブランド」としてブランディングしたものや収穫量が少ないから価格が高いという経済的な事情もありますが、どんなオリーブも正しく作ればみんな「良いオリーブオイル」になるはずです。むしろクオリティが高いや低いがあるということを是非知っていただきたいと思います。