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アラブの万能ザクロソース【ザクロの糖蜜】

日本でも「ザクロ」は人気のある果物ですね。
特に女性の間では「ザクロ」に含まれる様々なエッセンスが「アンチエイジング」効果があると大変に好まれています。私たちMURADOの新商品「ザクロの糖蜜」、今日はこれがどんなフルーツソースなのかご紹介します。

ザクロとは?

日本ではジュースなどではイメージ沸きますがフルーツのまま食べるということはあまりなく馴染みのある方も少ないかもしれません。ザクロ「石榴、柘榴」、漢字ではこう書きますが、原産はイランからトルコにかけてという説が有力のようです。アラビア語では「ルッマーン」といいます。ペルシア語で「アナール」というそうです。全然「ザクロ」ではないんですね。

この「ザクロ」の語源はイランにあるザクロス山脈に由来するようです。
漢の武帝が西域探索を命じた際に派遣された張騫がその地域から持ち帰り、東方に伝わったとされています。日本には朝鮮半島経由で平安時代初期に伝わったとされています。

そんなザクロですが、近年その栄養成分に抗癌効果があると報告されています。詳しいことは医療知識がないので下記のURLからDr.石黒のお話しを聞かれるのがおすすめですが、ザクロの成分から今後抗がん剤を作るなって話も出てきているようです。天然の抗がん剤ですね。

参照:乳ガン・前立腺ガンにも期待大の天然の抗ガン剤!高い抗酸化作用がすごい!/Dr.Ishiguroチャンネル/2024.02.16/YouTube
動画はこちらから

ザクロの糖蜜?アラブのフルーツソースとはどんなもの

さて、中東ではザクロをアラビア語で「ルッマーン」と呼びます。
夏から秋口に旬を迎えて町の市場や八百屋に沢山並びます。一般的にはザクロはそのまま果物として食べますが、前菜に出てくるペースト料理(ひよこ豆のペーストホンモス、そら豆のフールなどなど)のひとつに実を散らしてサラダのようにして食べたりします。サラダに散らしても綺麗でプチプチした食感がいいですね。

そんなザクロをアラビアでは古くからフルーツソースにして保存し、様々な料理に使うという手法があります。
ザクロを圧搾してジュースを搾ります。このジュース自体もアラブでは結構飲まれていますが、そのジュースだと長期保存が出来ないので煮詰めてソースにしていきます。大事なのは低温でじっくりと時間をかけて煮詰めることです。高温で直ぐに煮詰めてしまうと水分と一緒に栄養成分まで飛んでしまう可能性が高いんです。これは煮詰める工程があるもの全てに通じます。だから高温短時間で作ったものは安く、低温長時間で作ったものは必然的に高くなります。こうしてできたものを「ディビス」日本で糖蜜と訳します。

ただ糖蜜とは書きますが、どちらかというと酸っぱいと感じると思います。
わかりやすく言い換えると、イタリアの「バルサミコ酢」、アラビアの「ザクロの糖蜜」、こんな風に対比できると思います。
もう一つ追加すると100%「ディビス」のザクロは中東でもほとんど見かけないのが現実です。
結構レアな食材なんです!

MURADOのザクロソースを使ってみよう

ザクロの糖蜜、別名アラブのフルーツソースはお肉の料理ととても相性がいいですね。
アラビアでは主にサラダにかけたり、ホンモスのようなペーストかけたりしますが、
MURADOのおすすめは、お肉料理のソースやカレーのルーなどに入れてソースの味に深みを演出するのがいいと思います。

例えば
・ビーフシチュー
・スパゲッティミートソース
・カレーライス
・ハンバーグソース
こういったところに加えるのも味のアクセントや深みを出すのにお勧めです。
また、ローストビーフやお肉ではないですがスモークサーモンなんかにかけてもおいしいんです!

もちろんデザート感覚でもおススメです!
・ヨーグルト
・アイスクリーム(バニラがおすすめ)
・スムージー
などと一緒にでよく食べたりもします。

ザクロの天然で爽やかな酸味を是非、ご自宅のお料理やデザートに活用して下さいね!
>>>ザクロの糖蜜はオンラインショップで販売中!